あらすじ
歓声と拍手が鳴り響くサーカス。
顔に白い化粧を施したピエロのレオンは、客席に座る美しいお姫様エレノアに一瞬で恋に落ちた。
身分の違いの、届かぬ恋。
それでも彼は「いつか彼女に直接話しかけてもらえるような、有名な人になると」固く決意する。
氏に物狂いの努力の末、ついにサーカス団の団長へと上り詰めたレオン。
その想いが実を結び、エレノアとお忍びで心を通わせ、2人は秘密の恋仲となった-しかし、運命はあまりにも残酷だった。
王室の崩壊、激しい暴動。
エレノアは捕らわれて過酷な拷問を受け、ついに処刑されてしまう。
処刑台の刃 が落ちる刹那、彼女がレオンに向けて遺したのは、声なき口パクの『愛してます』だった。
それから、数十年。
絶望を胸に抱いたまま独身を貫き、老いて生涯の幕を閉じようとするレオン
静かに息を引き取ったその瞬間、天国から迎えに来たエレノアの手を握ったとき―信じられない奇跡が起きる。
視界が歪み時間が激しく逆再生を始める。
目を開けると、そこは数十年昔、エレノアと出会ったあの日サーカステントの舞台裏だった。
数十年分の孤独と、あの処刑台の絶望を知っているレオンの胸にかつてない激しい炎が灯る。
「神様がくれたチャンスだ。おとぎ話の悲劇の結末は僕が書き換える」
未来の知識と道化のプライドを武器に最愛のお姫様を破滅の運命から救い出す。
ピエロの大逆転リベンジ、ファンタジーが今幕を開ける!