あらすじ
その店では、願いが叶う。
ただし、願いに不要なものから順に、あなたの中から落ちていく。
月環街の路地裏にある古書茶房、満願堂。
文字のない看板には、ティーポットと古書と小さな鍵が描かれている。
店に並ぶのは、ただの雑貨ではない。
願いを映し、願いを叶え、時に持ち主の奥底まで変えてしまう不思議な品々。
管理人リゼットは、いつも静かに告げる。
「それはおすすめ致しません」
それでも人は願う。
叶えたいものがあるから。
失いたくないものがあるから。
※本作は「小説家になろう」にも掲載しています。