あらすじ
「役立たずのΩ」として村で虐げられ、生贄として猛吹雪の雪山に捨てられた青年エリアル。
凍え死ぬのを待つだけだった彼の前に現れたのは、恐ろしい容姿を持つ竜王のドラグレスだった。
分厚い毛皮に包まれ、極上の巣へ連れ帰られたエリアルは、温かいスープや甘い果実を与えられる。
しかし、人間の言葉が通じない竜王の行動を、エリアルは「美味しく食べるために太らせているんだ」と勘違いして震えていた。
一方のドラグレスは、運命の番(つがい)を見つけた喜びに打ち震え、全身全霊で貢ぎ物をして不器用な求愛を続けていて——?
言葉の壁と勘違いから始まる、孤独なΩと過保護な竜王様の、ぽかぽか激甘スローライフファンタジー!
【登場人物紹介】
◇エリアル
村から生贄として竜の峰に捧げられたΩの青年。村では虐げられていたため自己肯定感が低く、最初は怯えてばかりだった。ドラグレスの行動を捕食のための準備だと勘違いしているが、彼の不器用な優しさに次第に惹かれていく。
◇ドラグレス
竜の峰を治める竜王のα。普段は人の姿をしているが、感情が高ぶると竜の角や尻尾が現れる。言葉が通じないエリアルに対して、不器用ながらも全力で貢ぎ物をして求愛する、無口で一途な性格。
※本作品にはボーイズラブ要素およびオメガバース特有の同性間のスキンシップに関する描写が含まれます。苦手な方は閲覧をお控えください。