あらすじ
書店で働く辻井あやねは、
対人関係に悩む少年・こうすけに本を選ぶ。
彼が求めていたのは、
クラスメイトとの距離感や、LINEでのやり取りを学べる一冊だった。
あやねは迷いながらも、その本を手渡す。
しかし後日、その選択は「子供には早すぎるのではないか」という親の声として返って
くる。
自分の判断が正しかったのか、あやねの心は揺れる。
そんな中、再び店を訪れたこうすけは、
その本が「自分にとって必要な一冊だった」と伝える。
本は正しさではなく、
届くタイミングで意味を持つ。
書店を舞台に描かれる、
静かな気づきの物語。