あらすじ

砂漠化した世界の端で、白のアルブと黒のマブロという双子は、村人から「屑守」と笑われながら暮らしていた。 二人の仕事は、砂漠に埋もれた虫殻、枯れ根、井戸石、風鳴り骨など、誰も価値を認めないガラクタを拾うこと。 だが、双子を育てたばーちゃんは、いつも言っていた。 「魔法は使うもんじゃ。真法は拾うもんじゃ」 この世界で貴族たちが誇る魔法は、奇跡の力ではなかった。 それは世界の未来を前借りし、土地から川を奪い、森を枯らし、砂漠を広げる禁術だった。 一方、アルブとマブロが拾っていたものは、ただの屑ではない。 失われた川の記憶。 焼けた森の役目。 風が運んでいた声。 土が受け止めていた命。 白は、水と土を拾う。 黒は、火と風を拾う。 これは、屑守と笑われた双子が、拾ったガラクタから世界の失われた役目をつなげ返し、魔法文明の嘘に立ち向かっていく物語。

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小説を読もう2026/06/07
  • 現在の作品屑守の真法拾い 〜魔法は世界の未来を前借りする禁術でした。拾ったガラクタで失われた役目をつなげ返す〜