あらすじ
アオとミドリはどちらも同じ碧と言う字を書く。それが元で知り合った二人は夫婦となり40年間をともに過ごした。アオが死んだ日 葬式を終えてミドリは夫の遺品を整理しているときに、セピア色の絵葉書を見つける。碧から碧へ。夫が私に送ったものだろうか?全く見覚えがない。絵葉書は全部で5枚あった。
絵葉書を見つめていると、かすかに猫の鳴き声がする。
声のする方をみてミドリは「ゆきちゃん?」と呟いた。はるか昔に死んだはずの猫。
猫はじっとミドリを見つめると、又小さく鳴いた。まるで、探しにおいでとでも言うように。ミドリは絵葉書の場所を訪れる旅にでる。