あらすじ
高校生の頃に古いロックで結びついた畑中アキラと持田君は、別々の大学に進んでも恋人同士のままだった。
大学三年の秋、畑中は、とあるインディーズバンドの録音仕事に呼ばれる。プロのレコーディングで録られた自分のアンプ直結の音に感動した畑中だったが、後日届いたミックスでは、その音はまるで別物になっていた。
その違和感を持田が分析してみせたことで、畑中と持田は、それぞれ進む道を見つけることになる。
周囲の人々も交えて、音と二人の関係は浮かび上がっていく。
音を選び、道を選び、それでも恋を続ける。
青春霊愛音楽小説H&Mシリーズ。連作短編でつづる、大学生編。