あらすじ
善狐の名家稲守(いなもり)に生まれた少年、蓮華(れんげ)。
彼には、生まれたときから一緒の運命の相手がいた。
現世(うつしよ)で暮らす白狐の少女、雪代美月。
二人は『番』――生涯に一度だけ出会う運命の伴侶だった。
幼い頃から共に過ごし、いつか結ばれるはずだった二人。
しかし、様々な思惑と陰謀に翻弄された末、蓮華は最愛の美月を失う。
そして長い年月を経て迎えた人生の終わり。
死の間際に彼が願ったのは、ただ一つ。
――もう一度だけ、美月に会いたい。
その願いが届いたのか。
目を覚ました蓮華の隣には、五歳の頃の美月が眠っていた。
失ったはずの初恋。
やり直せるはずのない人生。
今度こそ彼女を守るため、そして二度と後悔しないために。
運命に翻弄された白狐の少年が、大切な人との未来を取り戻す、やり直し系和風恋愛ファンタジー。