あらすじ

明治初期の東京。 文明開化の波が押し寄せる時代、新政府は近代化へ向けて突き進んでいた。 その一方で、妖による被害は増加の一途を辿る。 事態を重く見た明治政府は、太政官直属の『対魔省』を設立、率いる対魔卿『阿武厳哉(あんのげんや)』は、ある日、古寺で一匹の美しき妖異を拾う。 阿武は妖の首に『鉄輪』の枷を嵌め、己の道具として従えた。 「今日から貴様は、同胞を喰らう猟犬だ」 鉄の軍律を体現する主と、すべてを受け入れたように微笑む大妖『千歳(ちとせ)』。 阿武は妖に『紫流(しずる)』と人の世の名を与え、猟犬とした彼を戦場に連れ出すのだった。 明治初期の激動の時代を舞台に描く、業深き主従の物語。

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カクヨム2026/06/07
  • 現在の作品明治対魔異聞録