あらすじ
いろいろあって、僕には吸血鬼の彼女ができた。
それだけでも予想外だったのだけれど、なんと彼女は妊娠してしまった。それで僕らは“できちゃった婚”をするはめになった。
僕らは男女の双子をさずかった。もちろん僕らのあいだの子供たちだから、“普通”ではなかった。兄は人間にちかい子に、妹は吸血鬼にちかい子に育っていったが、ふたりは“特別”な双子だった。
一方で吸血鬼である僕の奥さんは、もともと人間としての感情にとぼしいため、なんとか子供たちの母らしくあろうと、不器用に苦労することになる。
これは、“普通”の親子として暮らそうとする僕ら“特殊”な4人家族と、それに関わってくる人間たちと吸血鬼たちの物語です。
(注:この小説は単独の作品として読めるように書いていますが、自作『吸血鬼はアイドルの夢を見るか』のスピンオフ的な作品でもあります。“僕”と“彼女”の出会いのくわしいエピソードなどはそちらにありますので、よろしかったらそちらもご覧ください)