あらすじ

俺は自室の窓から、登校していく高校生たちを見下ろしていた。 『ふん、己の未熟さも知らず青春という名の幻想に踊らされる愚民どもめ。俺はこの無駄を削ぎ落としたミニマリストな空間で、1日1食の研ぎ澄まされた思索にふけるのだ』 (※本当は外の世界が怖くて冷や汗をかいているだけです) そんな『尖り系無職(引きこもり歴3年)』である俺の部屋に、突如としてスクールカーストの頂点に君臨する女王様ギャルが上がり込んできた。 「うわ、まだ親のすね齧ってんの? マジありえないんだけど」 冷たい視線で俺を見下してくる彼女は、かつて小学生のころ、俺がいじめから守ってやった「地味で泣き虫だった幼馴染」だった。 中学でのいじめを機に底辺の無職へと落ちぶれた俺と、カースト頂点へと上り詰めた彼女。 見事に立場が逆転してしまった二人。 しかし、俺をゴミを見るような目で蔑む彼女の手には、なぜかスーパーのレジ袋が握られていて――。 「ほら、あんた体弱いんだから、白米じゃなくて玄米にしといたわよ。さっさと食べなさいよ」 口では容赦なく見下してくるくせに、俺の健康を気遣った手料理(めちゃくちゃ美味い)を振る舞い、甲斐甲斐しく部屋の掃除までしていく女王様ギャル。 ……おい、もしかしてお前、俺のこと好きすぎないか? プライドだけは異常に高い「尖り系無職」と、武装した仮面の下に激重な愛情を隠し持った「女王様ギャル」。 これは、初恋をこじらせまくった二人が織りなす、甘くて少し痛い、カースト逆転ラブコメディ!

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カクヨム
カクヨム2026/06/07
  • 現在の作品尖り系無職の俺を見下してくる女王様ギャル。なぜか毎日部屋にやってきては甲斐甲斐しく世話を焼いてくるんだが?