あらすじ

彼は十六の頃から介護の職を続けている。  義務教育を終えてからすぐ働くという意味を現代で知る人は少ない。金が介入しない精神時代を放棄する選択。自己の都合を排斥して会社のため、人のために大半の時間を労する。未だ血色豊かな思春期の青年がその身を削り社会の一員となる過酷さは我々が想像するよりも遥か想像の上にあるだろう。それでも彼は、文句や愚痴の一つも溢さず、肌の張りが弛み目尻が垂れた今でも働いている。

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カクヨム2026/06/07
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