あらすじ

若い男は、家に帰るなり疲れ果てた顔で、やたら大きなコンビニのレジ袋と通勤カバンを床に置く。 ジャケットをハンガーにかけて大きくため息を吐く。 誰も待つはずもない一人暮らしのワンルームの部屋で、天井近くから女の声がする。 「主殿、妾は腹が減ったぞえ」 やたらと古風な言葉を使うグラマラスな美女は、疲れ果てた男を見て舌なめずりをする。 「ほれ、早う湯浴みをして飯を済ませるがよい。今宵もたっぷりと可愛がってやる」 宙に浮かぶ妖艶な女を見上げ、若い男は絶望にも似た表情をうかべた。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/06/06
  • 現在の作品奇妙な同居人