あらすじ

最後の大会が始まった。 先生の作戦は、センターである私が前衛に長く立ち、相手の攻撃を止めて流れを作ること。 私はその期待に応えたかった。 肩の痛みは最後まで消えなかった。 それでも私は戦った。 スパイクを打つ。 サーブを決める。 サーブすら入らず絶望していた頃が、遠い昔のようだった。 私はちゃんと前に進んで来れたんだ。 そう思えた。 だけど、青春は永遠じゃない。 最後の笛が鳴る。 私達の高校バレーは終わりを迎えた。 最後のミーティング。 後輩からの涙の謝罪。 そして先生からの言葉。 「ゆきを見ていると、バレーは心だって事がわかった」 その言葉が、がむしゃらに頑張ってきた三年間を優しく包み込んでくれた。 辛かった事も、悩んだ事も全部意味があったんだ。 そう思えた最後の日。

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小説を読もう2026/06/07
  • 現在の作品最終話 バレーは心