あらすじ

天下を揺るがした最後の大戦から一年。 敗軍の居城だった白鷺城は焼け落ち、主君は討たれ、多くの家臣も命を落とした。 かつて城の書記役だった青年・藤堂清之介は、戦後の荒廃した国を旅しながら、一通の書状を届け続けていた。 それは落城の日、主君から託された最後の密命。 「生き残った者たちへ、この想いを届けよ」 戦に敗れた武士。 夫を失った妻。 父を待ち続ける子供。 敵として戦った者たち。 書状を届ける旅の果てに清之介が知るのは、勝者も敗者も同じように傷ついていたという事実だった。 そして最後の宛先は――自分自身だった。 戦が終わったあとに始まる、人々の再生を描く感動の歴史小説。

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小説を読もう2026/06/07
  • 現在の作品落日の城、最後の書状