あらすじ
死者が最後に辿り着く場所――『ゴーストシアター』。
そこでは、“人生で一番良い思い出”が映画として上映される。
無愛想だが優しい案内人と、騒がしい見習い・映介。
正反対の二人は、様々な死者たちの想いに触れていく。
だが案内人には、誰にも言えない秘密があった。
他人の記憶を視るたび、自分の記憶を失っていくこと。
そして――彼自身、自分の名前すら覚えていないこと。
「いつか、本当の名を呼んでくれますか?」
死者たちの“最高の記憶”が、止まっていた心を繋いでいく。
優しくて切ない、死後世界ファンタジー。