あらすじ

地図にない駅――「星降る駅」。 そこでは夜空へ向かう列車が、人生を終えた者たちを静かに送り出していた。 切符を売る少年・天瀬星路は、死者の“未練”を聞き取り、それぞれにふさわしい旅立ちの切符を渡していく。 穏やかで変わらない日々。 そう思っていたその駅に、ある日“生きているはずの少女”が迷い込んだことで、歯車は狂い始める。 さらに現れる「空白の切符」、境界を揺らす黒い影、そして消えたはずの“先代切符売り”。 やがて星路は、自分自身がこの駅に立ち続けている理由と、世界の裏側にある「銀河鉄路の果て」という禁断の領域に辿り着く。 これは、別れの物語ではない。 記憶と約束、そして“帰るための物語”である。

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カクヨム
カクヨム2026/06/06
  • 現在の作品『星降る駅の切符売り』