あらすじ
邪馬台国。
それは本当に「邪馬台国」だったのだろうか。
魏志倭人伝に記された「壱」後世に「台」へと変わった国名、そして、日巫女や姫巫女と呼ばれたかもしれない卑弥呼。
本作は、神話と伝承の狭間に残された数々の謎を手がかりに、日本という国の誕生を描く歴史長編である。
後に神として語り継がれた者たちは、決して超越者ではなかった。
愛する者を守るために戦い、国を築くために悩み、理想を追い求めながら傷ついていった人々。
神代とは、人が神へと変わっていく時代。
生々しく、血生臭く、そしてどこまでも人間臭い。
これは、後に日本と呼ばれる国へ繋がる悠久の物語である。