あらすじ

結婚式の日、花婿のシリル様は教会に現れなかった。 残されたのは、純白のドレスを着たまま泣き崩れたセシリアお嬢様と、たった一通の手紙。 「あなたと結婚はできない」 その日から、お嬢様は王都で「捨てられた花嫁」と呼ばれるようになった。 けれど私は、侍女としてどうしても納得できなかった。 結婚式の前日、シリル様は確かにお嬢様を愛しているように見えたのだ。 なぜ、花婿は結婚式に来なかったのか。 なぜ、何も告げずに姿を消したのか。 真実を知りたいと願うお嬢様のため、私はシリル様が口にしていた「デルタ」という名の友人を探し始める。 やがて明らかになるのは、国境沿いの孤児院、王国が見捨てた土地、そしてシリル様がすべてを捨てて守ろうとしたもの。 これは、捨てられた花嫁と呼ばれたお嬢様が、もう一度、自分の意思で立ち上がる物語。

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小説を読もう2026/06/06
  • 現在の作品花婿は結婚式に来なかった。捨てられた花嫁は、本当の理由を知りたい