あらすじ
天城昴の元に届いた一通の手紙。
差出人は、百年後の未来を生きる少女――佐伯ミナ。
「世界はもうすぐ終わる」
その言葉をきっかけに、昴は未来崩壊を止めるため行動を始める。
しかし、未来から送られてくる“手紙”は、単なる警告ではなかった。
それは未来を固定し、現実を書き換える「観測装置」。
助けたはずの命は消え、救ったはずの世界は分裂し、存在しなかったはずの“未来の戦争”が現実へと侵食していく。
やがて昴は知る。
この世界はすでに一度終わっており、今はその“修正された結果”にすぎないことを。
そして、その修正すらも崩れ始めていることを。
未来からの手紙は救いか、それとも崩壊の引き金か。
――最後に選ぶのは、「未来」ではなく「誰かの存在」だった。