あらすじ

伯爵令嬢フィオナ・オルデンは、香水、香木、花油、樹脂香料を愛してやまない香り沼の令嬢。 実家オルデン伯爵家が主催する春の香料夜会で、婚約者のアルベルトから突然婚約破棄を告げられる。 理由は、フィオナの香水が強すぎて、清らかなミレーユ嬢が気分を悪くしたから。 けれどフィオナは、婚約破棄より先に気づいてしまう。 その粗悪な白百合の香りは、自分の調香ではない。 しかも同じ香りが、ミレーユの扇と、アルベルトの袖口からも漂っている。 「婚約破棄は承りました。ですが、粗悪な香料を私の名で使うのはおやめくださいませ」 悲しむより嗅ぎたい。 怒るより嗅ぎ分けたい。 香りに狂った令嬢が、婚約破棄の場をなぜか香料講評会に変えてしまう、香り沼ざまぁ短編。

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小説を読もう2026/06/06
  • 現在の作品香水くさい女とは婚約できないそうですが、その香り、婚約者様の袖からもしています