あらすじ

新卒のころ、電話口でこう言われた。 『最初からそう言ってるでしょ。馬鹿じゃないの』 相手は取引先の担当者K。 たった一度のやり取りだったが、私はその人が嫌いになった。 三年後、予約管理を担当する私は、Kから送られてきた宿泊予約のメールに違和感を覚える。 日付がおかしい。 けれど備考欄には『大海案内所のKさん扱い』の文字。 ――ああ、あの人か。 もちろん仕事は仕事として処理する。 ただ、わざわざ先回りして気を遣うつもりもなかった。 その結果、当日になって予約内容の食い違いが発覚する。

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小説を読もう2026/06/06
  • 現在の作品三年前に『馬鹿じゃないの』と言った相手が嫌いだったので、気づいても黙っていた