あらすじ
魔法は滅んだとされている世界。
人々はそれを“過去の遺物”として忘れ、剣と拳によって生きていた。
だが魔法研究家ソウ・キランは、その常識を疑っていた。
魔法適性を持たない彼は、魔物の正体を調べることで失われた魔法の痕跡を追い続けていた。
ある日、遺跡調査の中で火の魔物と遭遇する。
その身体の内部には、古代魔法語と思われる“刻印”が存在していた。
そして遺跡の奥で発見された石碑には、こう刻まれていた。
――魔法は人を捨てた。
その瞬間、ソウは確信する。
魔物はただの怪物ではない。
そして魔法は、まだ終わっていない。
これは、失われた魔法の真実を追う物語。