あらすじ

引退試合まで、あと一週間。 本当にこれで終わってしまう。 私は一瞬一瞬を噛み締めながら過ごしていた。 だけど、そんな大事な時に熱を出してしまう。 休んでなんかいられない。 この時間を無駄にしたくない。 そう思った私は、体調が悪い事を誰にも言わず部活へ向かった。 だけど無理は続かず、結局一日休む事になってしまう。 それでも頭の中は、ずっとバレーの事ばかりだった。 試合までの数日。 悔いが残らないように、みんなで声を出して練習した。 頑張れば頑張るほど、“最後”が近づいている事が切なかった。 そして迎えた、最後の試合の日。 色々あった。 苦しい事も、嬉しかった事も、全部抱えながら最後の円陣を組む。 「勝とう」 キャプテンの言葉に胸が熱くなる。 そして私達は、最後のコートへ立った――。

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小説を読もう2026/06/06
  • 現在の作品第二十七話 最後の円陣