あらすじ
『呪いのビデオ』――。
それは、見ると呪われると噂される都市伝説。
……のはずだった。
ある夜、ホラー好きの青年の前に、本当に“貞子”が現れる。
しかし、当の本人はまったく怖がってくれなかった。
「あなたを呪いまー……」
「へぇー……」
怖がられない。驚かれない。
しかも、テレビから出るたび頭をぶつける。
これは、そんなちょっとポンコツな怪異と、
ホラー耐性が高すぎる青年の物語。
呪いに来たはずなのに、気付けばラーメンを食べ、怪異掲示板で
バズり、さらには他怪異との騒動に巻き込まれていくことに――。
だけど、怖がってほしかっただけの怪異は、少しずつ知ってしまう。
“誰かと一緒にいる温度”を。
オカルト×ギャグ×ラブコメ。
ちょっと不器用で、少しだけ切ない、
“怪異との日常”が始まる。