あらすじ
ディアナの母は隣国のブガリア国の王女だった。ブガリア国の貴族は魔力が多く魔法が使えた。それに比べディアナの生まれ育ったアルドラーゼ国の貴族はほんの少しの魔力しか持っていなかった。
ディアナの母は薬師として王宮で働き母の作る薬は重宝されて王妃の薬師でもあった。そして15歳の時王太子アルベルト殿下と婚約をした。
だが、王妃が毒殺される。その頃国王のニコライは病に臥せっていて王弟のガイアスが政務を行っていた。その頃ブガリア国とも仲たがいをしていて元々ブガリア国に劣等感を抱いていた貴族たちから魔力が使えたディアナの母は疑いを掛けられ牢の中で自殺、父も疑惑を掛けられ生気を失い流行り病であっけなく亡くなる。
それが原因でアルベルト殿下から婚約を白紙に戻された。おまけに父の弟がオールデル公爵家を引き継ぐことになりいとこのシャロンがアルベルト殿下の婚約者になった。
ディアナはシャロンを虐げたとアルベルト殿下に呼び出され平民にされてオールデル家を追い出され救護院で働くことにされた。名前はアナと変え髪も短く切って貴族の令嬢と知られないように認識阻害魔法を使った。
ディアナは10歳の時に魔力が現れたが、その時魔力が暴走して怪我人を出し周りから恐れられてもいたが、母の教えで治癒魔法が使え回復魔法薬も作れた。知る人は侍女のコニアくらいだけだった。
次々に起こる厄災で厄災令嬢と言われながらも薬師を資格を取って懸命に生きていく。
時には魔力を使う事と忌み嫌うアルドラーゼ国の人には魔法を使う事を隠して治療をしたこともあった。
ニコライ国王は病のため亡くなり、さらにアルベルト殿下の具合が悪くなって宮廷医から呼び出され治癒魔法を使って助けて欲しいと頼まれる。
そしてアルベルト殿下は無事危機を脱してアルベルト殿下の専用薬師に抜擢される。
そんな中ガイアスは本格的に国王の座を狙い始め、遂に旧国王派閥は真相究明に動き始める。だが、肝心のアルベルト殿下はガイアスを信じ切っていたが‥
ディアナの母や父を陥れた事実やブガリア国との関係も絡み合って果たしてアルドラーゼ国の未来は?ディアナはどうする?
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