あらすじ

王都で薬師見習いをしていた少女・シオンは、“貴族のための薬”を孤児や獣人に使ったことで追放される。 行き場を失った彼女が辿り着いたのは、灰色の霧に包まれた辺境都市――ルーメン。そこは、疫病、貧困、種族差別によって崩れかけた街だった。 人間、獣人、エルフ、ドワーフ。 互いを信用できず、誰もが「どうせ変わらない」と諦めて生きている。 けれどシオンだけは違った。 「水を綺麗にすれば病気は減る」 「灯りがあれば夜も安心できる」 「休める場所が必要」 戦う力はない。けれど、人を生かす知識がある。 狼獣人の少女ナギ、 薬草採りのエルフ・リリ、 不器用なドワーフ料理人ガルドたちと出会いながら、 シオンはボロボロの薬屋から街を変え始める。 共同井戸。 薬草園。 街灯。 温かな食堂。 誰でも休める場所。 少しずつ灯りが増えていくルーメンに、行き場を失った人々が集まり始め――。 これは、傷ついた者たちが“帰れる街”を作る物語。 そして、誰より不器用な薬師の少女が、 人の心を知っていく長い旅の物語。 「小説家になろう」にも投稿中

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カクヨム
カクヨム2026/06/05
  • 現在の作品辺境薬師の街づくり ~傷ついた人たちの帰る場所~