あらすじ
崩れ去ってしまえばいいのに。」
「こんな世界、
綺麗なものなんてありはしないのに。」
『多様性』という綺麗な言葉に居場所を奪われた、二人の歪な生存記録。
幼少期の火災で心身ともに深い傷を負った湖緒。
自分の性別に違和感を持ちながらも「多様性」という言葉に疑問を持つ蒼唯。
傷だらけの二人の人生は、中学2年生の夏に屋上で交錯し、互いの痛みから彩りに溢れた生涯へと昇華した。
きっと間違っていて、歪んでいて、でもあなたは唯一、一緒にいたいと思えた人で。
この手を取ってほしいんだ。
「こんな世界でも、一緒に生きよう。」