あらすじ
勇者に選ばれた青年が伝説の剣を抜いた瞬間、なぜか異世界の“サポートセンター”に直結してしまう。剣は魔王討伐の聖剣ではなく、バグ報告・課金・規約管理まで対応する超文明的カスタマーサポート端末だった。
勇者は魔王との戦いよりも先に、「回線混雑」「プラン制限」「利用規約」「部署たらい回し」といった謎のシステム障害に振り回されながら、次第にサポセン世界の実態へ巻き込まれていく。
やがて神サポートや開発者、さらには魔王までもが“運営の一部”として働いていることが判明し、世界そのものがRPGではなく巨大なサービス運営システムであると明らかになる。
ついには勇者が“管理者権限”を手にするが、それすらも世界の仕様の一部であり、世界は再起動とアップデートを繰り返しながら、永遠にサポートセンターへ接続され続ける運命だった――。
魔王を倒す物語のはずが、いつの間にか「世界運営の問い合わせ窓口を制御するコメディ」へと変貌していく異世界メタ・カスタマーギャグストーリー。