あらすじ
「月明かりとマリアベル」「傀儡の彼岸花」「おひとりさま【マリアベル版】」に続く、シリーズ最終章になります。
人を壊すために生まれた闇がいた。
名を、マリアベル。
夜を纏い、血と死を喰らうその化物は、
ある日、一人の少女を拾う。
「お姉様」と慕う、無垢で壊れやすい人間の少女。
それは気まぐれ。
ただの暇潰し。
そのはずだった。
だが、終わりの見えない殺戮と虚無の果てで、
マリアベルは知ってしまう。
壊すだけでは、辿り着けないものがあることを。
これは、
闇に生まれた怪物が、
たった一人の少女によって“変えられてしまう”物語。