あらすじ
神に捨てられた骨(スケルトン)は、未知の奈落で目を覚ます。
――それは、ただの気まぐれだったのか。
万物の魂を統べる絶対の存在、【魂の女神】。彼女は、本来ならば魂を持たないはずの空っぽの器――一匹の骸骨(スケルトン)に、独自の「魂」を吹き込んだ。
しかし、実験は失敗に終わったかに見えた。
何の反応も示さない器に見切りをつけ、女神はその骨を容赦なくゴミのように投げ捨ててしまう。
だが、女神は知らなかった。
その内側で、確かに「独自の魂」が産声を上げていたことを――。
世界の最果て、誰も全貌を知らない未知の秘境【セヴィスタ】。
その奈落の底で目を覚ました、意志を持つスケルトン。
右も左もわからない過酷な未踏の地で、最弱の魔物は生き残ることができるのか?
己の魂の価値を証明するため、骨の戦士の孤独なサバイバルが今、幕を開ける。
「私はまだ、生きている――」