あらすじ
ヤンキーの青年・咬噛善二は事故死をきっかけに異世界へ転生した。
そこはモンスターと剣と魔法が存在し、強さが全てを支配する世界。
善二は魔法の代わりに【ヤンキー力】を持ち、殴り合いで発現する力【番核】により戦う。
彼は世界の頂点に立ち、願いを叶える龍に会えば現世へ戻れると知る。
願いはただ一つ――女手一つで育ててくれた母にもう一度会い、親孝行をすること。
善二の能力は身体能力を倍率で強化する【バイバイララバイ】。
だがその代償は寿命。使うほど命は削られていく。
それでも彼は拳を握る。自分の生き方を貫くために。
仲間と共に辿り着いた街【クレイジータウン】では、四天王の支配下で命を賭けた抗争【ボンタン狩り】が行われていた。
善二は強敵を打ち破り、番核をコピーする鴉丸狂人と激突する。
寿命を削る者と奪う者の戦いの果て、善二は辛くも勝利するが、相当の命を削られる。
そこへさらなる四天王・上代龍平と再会。
かつて善二に救われた過去を持つ上代という男は、未来を読む力で立ちはだかる。
二人は過去と信念をぶつけ合い激突するが、決着はつかず、龍平は敗北を認め証を託し去る。
やがて善二は、この戦いが神に選ばれた試練だと知る。
願いを叶える龍に辿り着くには、中央魔大陸と呼ばれる危険地帯を目指さねばならない。
寿命という代償を背負いながらも、善二は歩みを止めない。
母に会うために。
そして、自分の生き方を拳で証明するために。
そして――ヤンキーは、異世界で天下一をとる。