あらすじ
「貴女のような令嬢が、クリスフォル様の婚約者だなんておかしいわ!あの方の隣に立つのは、清らかな方であるべきだもの!」
騎士科に属する伯爵令嬢デレシーは、聖人聖女科の聖女見習い・公爵令嬢エウヘリナに呼び止められ、うんざりしていた。
婚約者である侯爵令息クリスフォルは、見習いを免除されるほど優秀で、顔も良ければ学力も高い。そのせいで、デレシーは学園中の令嬢達からやっかみを受けている。
女騎士を目指すような野蛮な令嬢が、あの方の婚約者だなんて相応しくない!と。
(そんなことを言われても、伯爵家の娘の私が、侯爵家に物申せるわけないだろう……!)
デレシーの心の叫びも虚しく、野外演習ではクリスフォルだけでなく、エウヘリナやデレシーを敵視する令息と同じ班になってしまい、事件が巻き起こる。
伯爵令嬢デレシーは、何故騎士を目指すことになったのか。。クリスフォルと婚約を結ぶに至った理由は?
そして、デレシーが目撃した“恋”の正体――それらが明かされた時、全員が呆気に取られることになる。
1作1万文字以内の短編シリーズ:恋落ち目撃シリーズ4作目。
目撃したそれは、はたして“恋”?
恋めいた表情、勘違い、執着、誰かの悪意……?
さて、今回は何によって物語が動き出すのか。
どうぞ、この一幕の結末をご覧ください。
※世界観は話ごとで全て異なるため、この物語だけでお楽しみいただけます。