あらすじ
「そんな……あたし、むり、むりですって!」
群馬県中之条町に住む小学五年生・長尾智子は、運動会のバトンガールに選ばれてしまう。
運動の苦手な智子は必死に練習するが、ある日、バトンを「入ってはいけない」と噂されている洞窟に落としてしまった。
親友の村上吉清と真田伸行の助けを借りてバトンを拾いに行き、ひとまず安心。
ところが、その翌日から、なぜか驚くほどバトンの演技が上手になっていた。
「これは魔法のバトンね!」
喜ぶ智子。しかし──胸の奥に、小さな不安が残った。
これは「自分の力」なのだろうか、と。
その不安とバトンの謎を明らかにするため、智子は吉清・伸行とともに再び洞窟へ向かうのだった。
そこで見た「真実」とは何か。
そして、智子は運動会でバトン演技を成功させることができるのだろうか。
初秋の校庭に広がる挑戦と友情と成長の物語。
青春一歩手前の三人の、小さな大冒険「第二話」。
◇ ◇ ◇
※本作は「あの夏、川のはじまりを探しに行った日」(下記のリンク)の続編に当たりますが、単体でもお楽しみいただけます。
https://kakuyomu.jp/works/2912051598597131523
※「小説家になろう」でも連載中です。