あらすじ
「私の小説は、宗教的ですが宗教ではありません」
そう語る著者が立っているのは、信仰でも無神論でもない「分からないという事実」の上。
統計の確率と期待値を計算した結果、導き出した結論は「神さまはいるとした方が得(完全に打算)」。
俗にいう『パスカルの賭け』をベースに、神を信仰ではなく「設定」「思考の下敷き」として使いこなす、小賢しくもきわめて理性的なスタンス。
神さまに叱られて泣いてしまうリスクを避けるため、今日も確率論的に生きる著者が贈る、軽妙でちょっと不敵な思考の補助線。
「期待が外れても文句いうなよ」
そんな覚悟とユーモアを添えて。