あらすじ

「忘れられたら、消える」――それが、この世界のたった一つのルールだ。 物語と機体が生まれる世界・源界。そこで誰にも覚えられなくなった“IP”は、薄れ、やがて完全に消える。消えかけた者たちが最後に流れ着く岸辺、それがこの世界――ユニオンバース。 記憶を失くして漂着した少年ハルは、戦績ゼロ・登録ゼロ、誰も乗りたがらない一機のスクラップを見て、こう言った。 「えっ、もったいな!! こいつ、めちゃくちゃカッコいいじゃん!!」 忘れられたものを、“そいつ自身”のまま、もう一度輝かせる。それがハルの力――蘇生。 だが世界には、“忘却”への別の答えを持つ者がいた。価値を完璧な記録として永遠に保存する者。名前ごと、何もかもを消し去る者。 保存された英雄は、二度と薄れない。けれど、その瞳は――もう、生きてはいなかった。 「記録されることだけが、消えない唯一の道だ」 「へぇ。……でも俺、あんたのそれ、『生きてる』って感じには見えないけどな」 消す者。記録する者。そして、もう一度輝かせる者。 誰にも数えられなかった機体たちが、少年のひと言で夜明け(アウロラ)を取り戻す――スーパーロボット系オリジナル戦記、開幕。

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小説を読もう2026/06/05
  • 現在の作品忘れられたら消えるスーパーロボット系の世界で、俺は“カッコいい”の一言で最弱スクラップを蘇らせる ~誰も見なかった機体に、もう一度夜明けを~