あらすじ

白い砂に覆われた終末世界で、俺は人型AIと二人きりで暮らしている。 毒舌で、やたら事実を突きつけてきて、けれど俺を生かすためには妙に真面目な相棒だ。 ある朝、AIの頸部関節に異音が出る。 必要なのは純正オイル。 ついでに食料も水も足りない。 俺たちは酸素マスクをつけ、台車を引いて、廃墟になった街へ出る。 目的は、純正オイルと缶詰を拾って、また家に帰ること。 けれど砂嵐に足止めされた地下室で、俺は失くした恋人・アイの記憶を語り始める。 AIはアイではない。 それでも、AIの中にはアイの記憶が残っている。 これは、終末世界で毒舌AIと暮らす男が、何かを拾い、何かを手放し、もう一度「帰ろう」と言えるようになるまでの話。

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小説を読もう2026/06/05
  • 現在の作品終末世界で毒舌AIと暮らしています。純正オイルを探しに出たら、失くした恋人の記憶まで拾ってしまった