あらすじ

田村正雄は、孫の陽太の運動会を見に来ていた。 今日は撮影を息子に任せ、自分はただ孫の姿を目で見るつもりだった。 しかし校庭に入ると、そこには場所取りに走り、ビデオカメラやスマートフォンを構える大人たちの姿があった。 子どもたちの運動会のはずなのに、なぜか大人たちの方が真剣に見える。 そんな光景を笑っていた正雄だったが、やがて自分たちも昔は同じように、カメラを抱え、場所を取り、子どもたちの出番を追いかけていたことを思い出す。 孫の運動会を通して、子どもを見守る大人たちの必死さと、少しおかしな愛情を描いた短編。

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カクヨム
カクヨム2026/06/05
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