あらすじ
サミュエルは魔王の孫だ。といっても、彼の祖父だった魔王は、勇者たちの手によって滅ぼされてしまった。
あれから約100年。寂れた魔王城に残されたのは、魔王の孫ただ一人。彼は新たな生き方を求めて、生まれて初めて人間の町を訪れる。
そこで出会ってしまったのが、魅惑の食べ物――たこ焼きだった。食べてみたい。だが、人間の経済システムを理解していないサミュエル。
そんなサミュエルに救いの手を差し伸べたのが自称謎の美少女(サミュエル目線ではただの小娘)アンジェラだった。
たこ焼きと引き換えに、アンジェラの護衛を引き受けることになったサミュエル。なんと彼女は、うち捨てられた魔王城に行ってお宝を探すというのだ!
魔王城には宝なんてないと思いつつも、アンジェラと共に魔王城に戻るサミュエル。そして、お宝探しの名のもとに、なし崩し的にアンジェラの仲間である人間たちの手によって次第に発展していく魔王城とその城下町。
魔王城と町が進化していく中で、サミュエル自身も魔族とは大きく異なる人間の築き上げた文化や制度を学んでいく。
果たしてアンジェラは彼女の追い求めたお宝を手にすることができるのか? サミュエルは心行くまでたこ焼きを堪能することができるのか!?
領地経営系のファンタジーです。かなりコメディ路線強めです。