あらすじ
千年前――空が裂け、魔神王ゼノスがこの世界に降臨した。
神々や人類を遥かに凌ぐ力を持つ彼は、数え切れないほどの国々を滅ぼし、数百万もの命を魔人へと変え、人類を滅亡寸前まで追い込んだ。
闇に抗うため、神々は人類に「マナ」を授けた。こうして魔法の時代が幕を開ける。
それから幾世紀にも及ぶ血塗られた戦いの末、第七代勇者・京月蓮悟(キョウゲツ・レンゴ)は己の命と引き換えに魔神王ゼノスの封印に成功した。
だが、魔人たちは今なお世界に存在し続け、人々を脅かし続けている。
そして千年後――。
マナの力こそが人の価値を決める世界で、一人の少年が生まれた。
その名は――高月悠斗(タカツキ・ユウト)。
彼は、この世界の誰もが持つはずの「マナ」を、一切持たずに生まれたのだった。