あらすじ

引退まで、あと一週間。 練習試合も、試合も、一つずつ終わっていく。 終わりが近づいている事が、どうしようもなく切なかった。 一年生の頃は、ポジションが定まらず悩み続けた。 二年生では肩を壊し、前が見えなくなるような絶望も味わった。 ベスト4まで進み、新しい景色が見えた気がした事もあった。 後輩達との関係に悩み、苦しくなった事もあった。 私の感情は、いつも忙しかった。 だけど今思えば、その全部が大切な思い出だった。 どの出来事も、今の自分には必要だった気がする。 そして迎える最後の大会。 私のユニフォームは、一番だった。 私は、このユニフォームに相応しい自分になれたのだろうか。 色んな想いを抱えながら、私はユニフォームをぎゅっと抱きしめた――。

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小説を読もう2026/06/05
  • 現在の作品第二十六話 一番のユニフォーム