あらすじ
高校に入学して三日目。
帰宅しようとしていた俺――秋本悠斗は、同じクラスの女子に呼び止められた。
「三分だけ」
黒髪ボブで小柄な少女、春瀬ことり。
自己紹介を「春瀬ことりです」の一言で終わらせた変人である。
そんな春瀬に連れて行かれた先は、謎の部活『青春援助部』。
よく分からない紙に名前を書かされ、よく分からないまま解散。
それだけの出来事だった。
……俺はそう思っていた。
しかし一か月後。
「あ、秋本くんは部員だから」
「は?」
あの日書いた紙は見学者名簿ではなく、正式な入部届だったらしい。
拒否権も説明もないまま始まった部活動。
人助けだったり、恋愛相談だったり、文化祭だったり。
面倒事ばかり持ち込まれる青春援助部で、俺の高校生活は少しずつ騒がしくなっていく。
これは、勝手に入部させられた俺と、少し変わった仲間たちが過ごす青春ラブコメディ