あらすじ

会社にも家族にも居場所のない青年・浅倉蓮は、個人勢VTuber「沼乃ミオ」の配信だけを生きる支えにしていた。 「今日も来てくれてありがとう」 その言葉を、蓮は自分だけに向けられたものだと信じていた。 ある夜、ミオは配信中に突然、蓮の名前を呼ぶ。 「蓮くん。あなたも、こっちに来る?」 直後に配信は途切れ、数日後、山奥の底なし沼の近くで若い女性の遺体が発見される。 身元は、沼乃ミオの中の人だった。 死を受け入れられない蓮のもとへ、葬儀の日の夜、ありえない通知が届く。 『沼乃ミオがライブ配信を開始しました』 画面の中で、死んだはずのミオは笑っていた。 「まだ、底まで来てないよ」 蓮は彼女を探すため、配信に映った手がかりを追って山奥の底なし沼へ向かう。 そこに残されていたのは、推しグッズ、壊れたスマホ、婚約指輪、督促状――何かに“沼った”人々の遺物だった。 やがて蓮は、ミオが生前に残した動画を見つける。 そこには、彼女が本当に恐れていた人物の正体が記録されていた。 推しに救われたと思っていた男は、いつの間にか彼女を追い詰めていた。 これは、推し沼、泥沼、底なし沼が重なった場所で始まる、依存と後悔の配信ホラー。

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エブリスタ
エブリスタ2026/06/03
  • 現在の作品推し沼の底で、死んだはずの彼女が配信している