あらすじ
魔王が倒された平和になった世界。
魔物の脅威も去り、人の笑い声が増えた。
しかし、勇者は王に訴える。
「倒した時に怪しい光が放たれた」と。
脅威はまだ去ってない。
そう伝えたが誰一人信じてくれない。
数年後、勇者は亡くなった。
死因は不明。まだ若く未来があった青年。
皆悲しみ、王都が管理する墓地へ埋葬。
そして、事件は起きた――。
死んだはずの勇者が蘇り、人を惨殺。王を守る護衛すら太刀打ちできず、死体の山が出来る。さらに死体の山から死者が蘇り――死者が溢れかえる。まるで魔界のような混沌とした世界。
対死者として軍が立ち上げた部隊『再殺者』。特殊な訓練を積み重ね選ばれた実力者。
元在籍していたリベルタは勇者を倒すも精神的負担から辞め、索敵班として一人で旅をすることに。
世界樹の森で植物魔道士のフロルと出会い、彼は再殺者とは違う”丁寧に死者を弔う 送り人”を知る。
殺すことしか考えない死者と再殺者。
再殺者を嫌う人達、蘇りを喜ぶ人々。
死者を丁寧に弔う送り人。
正義と悪が絡み合うホラーダークファンタジー。