あらすじ
岡村拓弥は、普通の会社員だった。
会社から帰って、半額弁当を食べて、風呂に入って寝た。
そして目が覚めたら、そこは別世界だった。
普通なら、ここでチート能力を得るはずだ。
魔法とか、剣術とか、現代知識無双とか、そういうやつ。
だが拓弥にあったのは、寝る前に外し忘れた腕時計だけだった。
それでも、正確な時刻を知ることが難しいこの世界では、腕時計ひとつで仕事になる。
拓弥は「時計係」として、どうにか生活を始めた。
そんなある日、細工師ギルドが時計の小型化に成功する。
終わった。
唯一の飯の種が終わった。
さらに、召喚時に渡されるはずだったギフトを持つ少女ジェインが現れる。
ただしギフトは、大事なものと引き換え。
そして失ったものを取り戻す条件は、この星の住人を救うこと。
期限は一億年。
これは、世界を救いたいわけではない男が、失った大事なものを取り戻すために、1つの星を救う話。
※不定期連載
※お上品な方は閲覧注意