あらすじ

白露の都じゅうの人気店が集まる、秋の大市。 治部省の若役人・堤大伍(つつみ、だいご)は、出店の割り付けと区割りを任され、朝から辻広場で縄を張っていた。 店主たちの苦情を聞き、人の流れを考え、淡々と市の準備を進める大伍。 仕事はできる。 大市も仕切れる。 ただし、縁談の返事は一通も来ない。 そんな大伍に、刺繍職人の千夜が差し出したのは、白い雲取りと金の蝙蝠扇が刺された紺色の襟巻き。 これは親切か、それとも。 本人だけがちっとも分かっていない、非モテ役人の秋の一日。

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カクヨム
カクヨム2026/06/04
  • 現在の作品非モテ役人・堤大伍(二十三)、秋の大市を取り仕切る