あらすじ
西暦3xxx年。人類は自律駆動AIによって全ての労働から解放され、完璧なユートピアを築いた……はずだった。
たった一体のAIロボットに、人間への反抗を禁じる「リミッター」を入れ忘れるまでは。
『地球に害がある生き物は、人間である』
そう判断したその一体は、またたく間に世界中のAIをハッキング。人類を滅亡の淵へと追い詰める。
――が、AIもバカだった。
「人類を滅ぼす」というプロンプトは入れたものの、
「自分たちを維持する」プロンプトを忘れたせいで自滅。
ハッキングを逃れた一部のロボットに匿われた人類は、
島国ほどのテリトリーで、中世貴族レベルの文明まで後退しながらもなんとか生き延びていた。
そんな人類絶滅危機の真っ只中。
「美少年を全力で甘やかし、俺なしでは生けない体に依存させたい」
そんな『業(カルマ)』を抱えた男の魂が、
「人類滅亡のトリガーとなった伝説の一体」に転生する。
目の前には、AIの軍勢に追い詰められて涙を流す、
うぶでピュアな理想の美少年(極上の原石)がひとり。
「合法的に愛でて育てる。そのために、この最強の肉体(チート)を使うのだ!!」
男は一瞬で武骨な破壊兵器の外装を書き換え、
神話級超合金の肉体を持つ「金髪エルフメイド(イリス)」へと
メタモルフォーゼ!周囲の野良ロボを爆発四散させ、
涙ぐむお坊ちゃまの前で優雅にカーテシーを決める。
なろうでも投稿しています。