あらすじ
アイゼンフェルト子爵家の令嬢ラティは、困っている存在を見捨てられない。
迷子の子犬を拾えば魔獣を殴り倒し、
泣いている相手がいれば貴族の常識ごと踏み越えて助けに行く。
本人は善意と正義感で動いているだけなのだが、その行動は毎回、貴族社会に大問題を引き起こしていた。
そんな主を支えるのは、胃痛担当執事セバスチャン。
暴走するお嬢様を止めるのではなく、
「どうすれば貴族社会の中で成立させられるか」
を考え続ける日々を送っている。
これは、少しズレた正義感を持つお嬢様と、
その後始末に奔走する執事が織りなす、
勘違いと混沌の日常譚である。