あらすじ
世界には、“星”から力を授かる魔法が存在していた。
しかし百年前、空に浮かぶ巨大な塔――《星喰いの塔》が現れてから、星々は少しずつ輝きを失い始める。
辺境の村で暮らす少年・レオは、記憶を持たない不思議な少女・ノアと出会う。
彼女は名前以外、何も覚えていなかった。だが夜になると、空を見上げて涙を流す。
ある日、村が“星を喰う獣”に襲われ、レオは知る。
ノアこそ、《星喰いの塔》を止められる最後の魔女だということを。
「もし塔を壊せば、私は消える」
それでもレオは、彼女と旅に出る。
世界を救うためではない。
“誰かひとりを失いたくない”という、たったひとつの願いのために。
星降る夜を越え、少年と魔女は、世界の真実へ辿り着く――。