あらすじ
ヤバイ・アルバイト(秘書の裏仕事・守秘義務)
政治家は人を利用して名前を売り、金を集める(F.ニーチェ)。
政治屋は金と椅子(地位)に異常な執着を持つ。
「穀潰し、穀象虫や狢(ムジナ)」と色々と呼ばれるが、なぜか『先生』とも呼ばれている。
政信はその先生と呼ばれる男の部屋に迷い込んでしまった。
『土屋政信は某有名私立大学の法学部を卒業後、オペラ歌手に憧れてその世界に飛び込む。
しかしあまりの狭き門で五年間音楽事務所に在籍の後、スッパリと諦めて就職情報誌を漁っていた。
するとあまり興味が無いが、『急募! 先生の鞄持ち募集』と云うキャチが目に付いた。
内容を精査すると、
『高齢者の世話、運転有り、出張あり、高給優遇(見習い期間有り)、日払い可、簡単な仕事。但し(好男子を求む)』
とある。
最初、『闇バイト』かと思っていたが、どうも頭の隅に残る。
どうせ「アルバイトのつもり」で履歴書を送ってみた。
すると『面接したいと』の連絡が来る。
面接場所は、銀座の街中(マチナカ)の『喫茶店(田園)』であった。
一応、面接に出向いて『結城』と云う担当と、話を交わす。
数日後、スマホに採用内定の『留守電』が入っていた。
そして、次の面接場所は・・・。
なんと、衆議院第一議員会館の財務副大臣『大木戸博康(元日弁連副会長・医師)』と云う政治家(先生)の事務所であった。
この事務所には常時スタッフ(秘書)が三人居るが、男(先生)の『守銭奴(シュセンド)的カリスマ性』のため、スタッフは短いスパンで辞めてしまう。
少し長く仕える政信の面接担当の第1秘書(政策秘書)結城憲護(大木戸の甥)は先生から政信の秘書(狢)教育を命ぜられている。
この作品は議員会館の穴の中から、餌を求めて出て来る狢達の実態を描いたものである。
コレは今話題の政治の世界を『元秘書』が脚本原案化したものです。
実に面白いですよ。
楽しんでお読み頂けたら幸いです。
※ 尚、この作品は著作権を放棄したものではありません。